まっすぐ生きたい!~ゲイでアスペルガーで教師として生きる~

ゲイでアスペルガーで教師をしています。現場ではアウトサイダー!だけどあえてやる!はぐれものはどうやって生きて行くのか。とりとめのない日々を記して、見つけたいです。

Over the Rainbow

(虹の向こうのどこか空高くに
昔、子守歌で聞いた場所がある
虹の向こうのどこかでは空は青くて
信じた夢は本当に現実のものとなる)

オズの魔法使い」のテーマ「Over the Rainbow」の和訳

この歌も、ジュディ・ガーランドセクシュアルマイノリティなら殆ど皆さんご存知のもの。


劇中では離れた家族と再会したいと願う少女に、何かが足りないものたちが、その何か(知恵、心、勇気)を得るためについて回る。
結局欲しかったものは自分のなかにすでにあったのだが、僕的にはそれが欠けたままで、それぞれが不完全なままでも良かったのではないかとラストシーンに思う。

不完全で脆いからこそ、他者との差異も味わえるのではないだろうか。

マルチチュード」(アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート)のなかで述べられた、差異は差異として機能しつつも統合された一つの社会は、そんな事を尊重して、それぞれが歯車となれる社会だろう。


一般的な尺度で計られたとき、何か不完全だと言われて、不要と言われる事が多い。だけれども何かを生産して社会や未来のために生きたいと思っている。


「Over the Rainbow」の歌詞のようなユートピアは、昔の人も今の人もずっと探し求めている。
いつになれば実現するのだろうな。


と、外的なものに求めるばかりでなく、やっぱり自分も何かしなきゃな。